Vol. 23 # 1
新年のご挨拶
新年おめでとうございます。天地のお恵みとお働きの中で、今日も尊い命をいただき、皆様と共に2023年の新春を迎えさせていただいたことは誠に尊く、有難いことでございます。 2022年を振り返ってみれば、コロナ禍をはじめ、戦争、争い、災難、辛い事、悲しい事、苦しいことなど多々ありました。しかし私たち信心する者はその中にあっても、神さまから広大なるおかげを蒙ってまいりました。金光大神様は、「信心する者は驚いてはならぬ。どのようなことが起きてきても心配するな。しっかりと信心の帯をせよ」と教えておられます。つまり神さまと共に生きていれば心配はないということです。
今年は教祖金光大神さまがお隠れになって140年になります。この年を、私たちはどのように受けとめて、信心を進めたらよいかを皆さんと共に取り組んでみたいと思います。
金光大神様は、1859年11月に天地金乃神様から「此の方のように実意丁寧神信心いたしておる氏子が、世間になんぼうも難儀な氏子あり、取次ぎ助けてやってくれ」と頼まれて27年間、一日も広前のご用に差し支えなく奉仕され、そして1883年にお国替えされました。
天地金乃神は、人間の難儀を「今は人代といい、わが力で何事もしている。神代になるように教えてやる。難儀なるもわが心、安心なるもわが心からである」と金光大神に伝えられ、人間の助かりを明らかにされ、更に神さまは人間を神のいとし子として「神と人とがあいよかけよで共に立ち行く」在り方を求められた。
天地金乃神さまは、この生き方を金光大神に託し、世界に広げ伝えたいと願われ、金光大神さま亡き後もこの道を永遠に続くことを願われました。金光大神さまも「肉体を去って真の神になる」と死後も取次ぎを通して人が助かることを願われた。
そこで、金光大神の晩年の教えをみてみましょう。
唐樋常蔵が「金光様、あなたがお隠れになりましたら、この道はどうなりましょうか」と尋ねると、金光大神さまは「心配することはない。形を隠すだけである。体があれば、世の人々が難儀をするのを見るのがくるしい。形が無くなれば、願う所に行って人々を助けてやる」と答えた。
島村八太郎には「生神と言っても、今までは形があったから暑さ寒さも感じたが、これからは形を去って真の神になるから、一目にすべての者を見守ることが出来る」と語られた。
さらに金光大神は、福嶋儀平に「月も雲に隠れることがあろう。隠れても月は雲の上にある。此の方とて生身であるから、やがては身を隠す時が来る。形がなくなっても、どこへ行くのでもない。金光大神は永世生き通しである。形のあるなしに心を迷わさず、真一心の信心を立てぬけ」
金光大神は死後も、永世生き通しで一層、取次の神としてのはたらきを現わすことを願っていた。
天地金乃神は、肉体的な死を目前にした金光大神に対して、生涯かけて世の難儀を救い続けてきたはたらきを、死後もなお続けられるよう願われた。人として神を人に取次いできた金光大神が神になることによって、神のはたらきは永遠に出現する。生神金光大神は、永世生き通しに、いよいよ神としてはたらくことになる。まさに、「金光大神ひれいのため」である。生神金光大神の取次が永世生き通しに働いていくための、そして神のはたらきが永遠に出現するための、神のはからいだった。
この金光大神が真の神になって今年140年。私たちは神の願い、金光大神の真の助かりを伝えようとした心に思いを馳せ、「神と人とが共に生きる」生き方を私たちの毎日の生活に現わし、真一心に神と共におかげを蒙ってまいりましょう。
今年は、初代教会長後藤功先生ご夫妻が西ロスアンゼルスに教会を設立されて70年になります。戦後、インターンキャンプから戻られた先生ご夫妻は、アーリントンに家を購入され、リビングルームを広前として布教を開始されました。信者時代から先生の信心を知った人達が次々とお参りされおかげを蒙られ来られました。その後ハリウッド教会と改名され、更にはガーデナに金光大神のお広前を新築され、今日のガーデナ教会があります。70年の間、初代教会長はじめ、歴代教会長、在籍教師そして多くの信奉者がおかげを蒙ってきたこと称え、そのことにお礼を申し上げることが大切です。
今年は「人を祈る」について取り組んでまいりましょう。金光大神は「自分のことは次にして、人の助かることを先にお願いせよ。そうすると、自分のことは神が良いようにして下さる」教え、さらに「今まで長い間痛くてつらかったことと、今おかげを受けてありがたいことと、その二つを忘れるな。その二つを忘れさえしなければ、病気は二度と起こらない。これからは、人が痛いといってきたら、自分の辛かった時のこと、おかげを受けてありがたかった時のことを思い出して、神に頼んであげよ。」これが神の喜びであり。わが心に神が生まれることになる。必ず実行しておかげを受けましょう。
2023年度KCNA カンファレンス ニュース
The 2023 KCNA Conference Committeeの会議は来る二月十一日午前十時よりガーデナ教会で開催されます。
金光教ガーデナ教会
元旦祭
元旦祭は一月元日午前8時より元旦礼拝を行います。新年の無病息災を祈願し、感謝の気持ちを込めて初詣に参列し、神様や友人をお迎えしましょう。
月例礼拝と新年会
月例礼拝と新年会は、1 月 15 日(日)午前 10 時に開催されます。ポットラックと白象のギフト交換にぜひご参加ください。 他の人と共有したい料理やギフトをお持ちください。 お待ちしております。
ガーデナ教会活動委員会ワークショップ
GCWC は、1 月 29 日日曜日の午前 10 時から午後 2 時まで開催されます。 御理解三、尋求教語録。
金光教ロスアンゼルス教会
元旦祭
1 月 1 日(日)午前 11 時より元旦礼拝を執り行います。新年の無病息災を祈願し、感謝の気持ちを込めて参列し、初詣の日に神様や友人をお迎えいたします。
丹原定枝夫人 のお葬式
丹原定枝夫人の葬式を、1 月 10 日火曜日の午前 10 時に金光教ガーデナの教会で開催されます。 詳細については、エイミー・タンバラまたはガーデナ教会までお問い合わせください。
丹原貞枝夫妻埋葬式
丹原貞枝夫人の埋葬式は、ウィッティアのローズヒルズ記念公園で1月11日水曜日に行われます。 時間は未定です。 詳細については、エイミー・タンバラまたはガーデナ教会までお問い合わせください。
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